かみ合わせについて

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楽しく食べられる
「かみ合わせ」を取り戻しましょう

虫歯や歯周病により失った病的な「かみ合わせ」は、

本来のスムーズな咀嚼運動ができないばかりか、力学的なアンバランスにより咀嚼効率(食物のかみつぶし、すりつぶし、飲み込み)の低下を無意識のうちに生じており、よくかめる場所が少なくなっているため、あるいは痛みや不快感を避けるように歯を使おうとすることから、健康的な「かみ合わせ」ではなくなり、偏った食生活に知らず知らずのうちになってしまいます。

これでは消化器系に負担がかかり栄養バランスが崩れます。

またさらに、夜間寝ているときの「咬みしめ」や「くいしばり」という、咀嚼に関係のないブラキシズムという大きな力により顎関節や咀嚼筋にトラブルを生じます。

肩が凝ったり、頭痛がしたり、背中や腰の痛みなどを誘発することがわかっています。
これを顎関節症といいます。

ブラキシズムは皆さん無意識のうちに誰でも行っています。
これはストレスによりさらに増強悪化することがわかっています。
直したはずの歯がまた虫歯になったり、歯周病が早く進行したり、正常な歯がしみたりするのはこれが原因です。

また、健康な咀嚼パターンが虫歯や歯周病で失われると、口の周りの筋肉が使われるバランスが崩れ、顔貌のゆがみを生じます。
その人の健康的な笑顔は正常な「かみ合わせ」から生まれるのです。